こんにちは、あらびき論の管理人、あらびきです。
今日は、だちょうが見つけた怪しいユーチューバーのバイナリーオプション動画についてお話しします。
ある日、だちょうはYouTubeで「簡単に稼げる」と謳うバイナリーオプション動画を発見しました。
興味津々のだちょうは、その怪しげなYouTuberの話に耳を傾けます。
彼は高額なツールを販売し、LINE登録を促しながら、豪華な生活をアピールしていました。
簡単そうだし、やってみようかな!
しかし、ここで賢いからすが登場します。
からすはその動画の怪しさを見抜き、だちょうにこうアドバイスします。
本当に稼いでいるなら、他人に教える必要はないだろう。怪しいツールを売っているなんて、詐欺に違いないよ。
さらに、FX、バイナリー、仮想通貨などの商材を販売する人たちには、以下のような共通の特徴があると続けます。
- 経歴の不透明さ: 高い実績を主張しても、裏付けとなる情報がネット上に見つからない。
- 顔出しの不在: 顔を隠していたり、サングラスやマスクで正体を隠している。
- 誇張された経歴: 元◯◯など、確認しようのない過去の経歴を自慢。
- ドラマチックなストーリー: 大きな借金を返済した成功物語を強調。
- 成功者との写真や関係をアピール: 有名人や成功者とのつながりを強調する。
- 限定性の強調: 限定販売や時間制限を設けて購入を促す。
- 高額な生活スタイルのアピール: 高級車や豪華な生活を見せて成功をアピールする。
こうした特徴は信頼性の判断材料として気をつけたいですね。
また、最後の高額な生活スタイルを上手にアピールしている人は、ある程度の信頼感があるかもしれません。
一方で、裕福そうに見えない人が高収入を主張していると、「本当に稼いでいるのか?」という疑念が湧くのは自然なことです。
見た目や生活スタイルが主張と一致していないと、信頼性に欠けると感じるのも無理はありません。
それでも、カラスはバイナリーオプション(ハイロー)には興味を持ちました。
やりようによっては再現性があるかもしれない。
勝率と損益分岐点の関係を見てみよう。
そう考え、まずは損益分岐点の話をだちょうに始めます。
ペイアウト | 損益分岐点 |
1.85倍 | 54.05% |
1.90倍 | 52.63% |
1.95倍 | 51.28% |
2.00倍 | 50.00% |
2.05倍 | 48.78% |
2.20倍 | 45.45% |
2.30倍 | 43.47% |
例えば、ペイアウトが2.30倍であれば、損益分岐点は43.47%になります。
つまり、勝率が43.47%以上であれば利益が出る計算です。
ハイかローか50%の確率のゲームで、この時点で成功の予感しかしません。
しかし、連敗の可能性があるのも怖いところ…。
仮に10連敗がどのくらいの確率で起こるのかも考えてみましょう♩
連敗数 | 確率 |
1敗 | 50% |
2連敗 | 25% |
3連敗 | 12.5% |
4連敗 | 6.25% |
5連敗 | 3.125% |
6連敗 | 1.562% |
7連敗 | 0.781% |
8連敗 | 0.390% |
9連敗 | 0.195% |
10連敗 | 0.097% |
10連敗の可能性は0.097%と出ました。
もちろん逆の連勝の確率も同等にはなりますが、懸念していた問題もこれでクリアできそうな予感です。
からすはもう勝利を確信しました。
あとは実践ですが、どうせ複雑なチャート分析など取り入れても、だちょうには再現可能とは思えません。
いっそのこと、トレード自体はだちょうの好きなように、適当にやらせることにしました♩
確率的に勝利は見えてきたが、あとは資金管理が重要だ。適当にトレードするにしても、口座残高とエントリー金額には規則性を持たせるべきだ。
トレードの適当さに反して、しっかりとした資金管理は、「名探偵コ⚪︎ン」の有名なキャッチフレーズ「見た目は子供、頭脳は大人」のようです。
こうして、からすとだちょうは、しっかりとした資金管理を考案しました。
トレード1日目には、だちょうが¥10,000を入金し、残高の10%の¥1,000のエントリーで挑戦することに。
そして、利益が出たら深追いせず、その日のエントリー金額の2倍の利益が達成された時点で撤退するという勝ち逃げのルールを追加しました。つまり、初日の目標は残高を¥10,000から¥12,000に増やすことです。
よくわからないからハイとローに交互にエントリーするよ♩
これが、AHLE(Alternate High-Low Exit)の始まりだったのです…。
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