
今回はワシの出番やな。
“キャラ設定ってなんのため?”に、ちゃんと答えていくで
なぜブログにキャラを登場させたのか?
雑記ブログを始めたとき、真っ先に思ったのが
「自分の中にあるテーマを、どう整理するか?」でした。
というのも、自由に書ける反面、読者にとっては記事のトーンやジャンルが見えづらくなりがち。
書き手自身も「今日はどの路線で書こう…」と迷うことがある。
そこで考えたのが、カテゴリごとにキャラクターを設定するという方法です。
それぞれのキャラが出てくるだけで「この記事はどんな話?」というのが直感的に伝わる。
同時に、読み手の中で“読むモード”の切り替えができるようになる──
それが、キャラを導入した一番の理由です。
キャラで伝える、“ゆるく深い”世界観



ほんで、この4匹が登場するワケやな。
…おっと、“匹”は失礼か。3羽と1人、な。
「あらびき論」では、4つのカテゴリそれぞれに“顔”となるキャラクターを設定しています。
読み手がパッと文体やテンションを感じ取れるように、キャラごとに語り口を変えているのがちょっとした工夫。
これがあることで、雑記ブログにありがちな「ごちゃごちゃ感」がやわらぎ、
記事が増えても“キャラごとの味”がにじむように設計しているんです。
文体の“ブレ”すら、設計のうち。



ワシらが出てきたら、“あ、このカテゴリやな”ってわかるやろ?
そーいうことや。
テンションの違いはあるけれど、実はどのキャラも「伝え方のレンズ」のひとつ。
誰が登場するかで、書き手自身の視点やスタンスも自然と整理される仕組みになっています。
キャラが浸透するほど、読者の中でも“理解のレイヤー”が重なっていきます。
「あらびき論」は、そんな“キャラで読み解く雑記ブログ”として、これからも育てていくつもりです。
書き手としても“スタート地点”になる
このキャラ設定は、読み手にとっての「読みやすさ」を意識したものですが、同時に、書き手にとっても「書き出しやすさ」につながっています。
たとえば、今日はちょっと真面目な知識系を書きたいな、と思ったら自然とかわせみの口調に。
逆に、ぼんやりとした問いをそのまま書き留めたい日は、あらびきのテンションに戻ってくる。
キャラがいることで、「自分の中の声」を分けて言葉にする感覚が生まれる。
それは、自分自身の思考の出発点をつくる“トリガー”にもなってくれるんです。



どこから書いたらええかわからん…て悩む前に、“誰として書くか”を決めたらスルッといけるやろ?
それがキャラの強みや。
ふざけてるようで、実は“構造”なんです



キャラって遊びやろ?って思うかもしれんけどな、それは違うで
キャラ設定は、ふざけているように見えて──
実は、ブログの“構造”そのものだったりします。
アイキャッチでカテゴリがわかる
→ 見た瞬間に「あ、これは学び直しのやつか」と頭が切り替わる。
吹き出しで読者のリズムが整う
→ テキストだけだと単調になりがちなところに、“声”が入ることでテンポが生まれる。
口調で温度が伝わる
→ 同じ主張でも、カラスの関西弁とカワセミの標準語では、伝わり方がまったく違う。
こういう“仕掛け”があるだけで、読者の脳内で自然とチャンネルが切り替わって、
コンテンツがスッと入ってくるようになるんです。
続けるための、もうひとつの仕掛け
実は、これがいちばん大事なことかもしれません。
カテゴリごとにキャラがいるからこそ、「どこに書こう?」に悩まなくなる。
“書き出せる”だけじゃない。“続けられる”ことも大事。
キャラは、雑記ブログの中に流れる思考の軸であり、更新を支える“装置”でもあるんです。
あらびき論のキャラたちは、読み手の案内役であり、書き手の道しるべでもあります。



継続ってな、“構造”がないと崩れるもんやで。
キャラっちゅうのは、その“骨組み”みたいなもんやな
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